クリスマス・イブの聖なる夜にフットロックではイクローバンドによる粋なイベントが開催されました。
その名も“大感謝祭2015 〜来年は有料かもしれナイト〜”。あくまでお客さんが主役の感謝祭イベント、内容はイクローバンドをバックにカラオケを歌うという、ファンにとっては贅沢すぎる内容でした。
17人の歌い手が選ばれ、それぞれのリクエスト曲をイクローバンドが演奏していく。途中、マッキーに扮するマキガイタツロウ(ワタナベフラワー・Vo.クマガイタツロウ)も歌い手として出演。曲中ではイクローとの熱い口づけを交わす瞬間も…!?
往年の名曲からアニソン、J-POPまで、あまりのボリューミーな内容にリハでは「準備が大変…」と言っていたイクローさん。しかし、本番が始まり歌い手が嬉しそうにステージに立つ姿を見て感動した様子。「次回もまたやりたい!」と満足そうに笑みを浮かべていました。
来てくれた方々も本当に楽しそう。
最高の空間がそこにはありました。
アーティストやバンド、発信する側は自らを表現することに集中しがちですが、「来てくれたお客さんを満足させる」というブレない考えがあれば、アーティストが前に立たなくても、新しいことをやっても受け入れられる。
でもそれは、相手のことを常に考えている人間でないと思いつかない発想じゃないかと思います。
お客さんも主役になって、みんなを巻き込んで行われた参加型イベント。観ていて非常に気持ちの良いステージでした。
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