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2015.11.26

モロボシキルオ、このオトコに気をつけろ。


遅れて来た吟遊詩人。モロボシキルオPresentsのオーガナイズによる
「小宇宙、再生、ビッグバン」。マサ・タケダのブルース&シャッフルな
ステージを皮切りに京都ブルースな、THE SixBULLETS。モロボシを
高校生の時に見て以来、そのトラウマからバンドを始めたと言う、
フリクションラブのラブリーなステージまで、多彩なメンツがステージを
飾る。転換時には、これもまた多彩なDJ陣が集合。Mr. Oliz=Keiii、
若手男女DJユニットGoofyz、ベテランDJで数々の大箱でプレイする
Gold Tightsどれも個性豊かで時間を忘れてしまう。このイベントの目玉は、
Photo.exhibitonと、Embroideryといったビジュアル面でのアプローチも
挙げられる。写真のmikamikanの作品は奥が深く、観るものに語りかけてくる
ドラマを感じる、現実と非現実の狭間な感覚だ。刺繍・イラストの前野めりの
独特な世界観は、イラストと刺繍といった組み合わせを、当たり前の表現手段として
用い、観るものに判断を委ねる、一種の投げやり感が彼女らしい。そして、
モロボシのステージ。何をやっても、彼は彼でしかなく、アーティストと呼べる
数少ない部類の人間?に属していると思う。その表現は、あえてわかりやすく
説明するならば、スタンリー・キューブリックがベン・ハーパーとセッション
した模様。これからが本番のモロボシ・ワールド!こんな空間にこそ、
真実の愛が転がっているんだよな。ホント。

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