何とも、個性豊かなメンツが集合したものです。トップバッターは、清潔感あふれるFive Enhancers、インストながら飽きのこない選曲で心をつかんでいく。劇的ビフォーアフターのテーマ曲などをやられると思わずステージに引き込まれてしまう。
そんな爽やかな風を一変させてくれたのが、本日の主役、49days。確かなテクニックから繰り出される音は職人技。しかし、歌詞は最低? 最高? 「体だけをあいしてる」、「万引き」、「生命保険」、このタイトルだけでも見ても何と無く想像がつくと思う。
後味を爽やかに変えたのが、長田元春&Hip Band、ウエストコーストの風にブルージーなギターを絡めて、男前なサウンドが会場を徐々に温めていく。クラプトンばりのストラトには納得のため息が漏れる。
そして、再び49days。先ほどの長田元春をゲストに迎えセッションとなる。また、今回サポートで参加のキーボーディストChikaはどの曲も彼女色に染めてしまう程の存在感。ライブを華やかにしてくれた。最低の歌詞に最高の演奏。本音でしか語れない最低で最高。これが、唯一無二の存在感。もう、二度とフットロックでやることはないバンドです。笑。
© Copyright FootRock&BEERS All Rights Reserved.