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連載コラム

その22 深読み王子


ちゃっちゃかちゃーーーん!

どこでもドアーー!!

ドラえもんが今日ものび太を助けている。

そして考えた

のび太は将来ドラえもんがいないと何もできない人になるのか?

ドラえもんがいなかったら、独り立ちできるのか?

というか、小学生で独り立ちなんてできるのか?

というか、独り立ちってなんだ?

ドラえもんの存在に関わらず独り立ちできている小学生はいるのか?

っとなると、ドラえもんがいなくても独り立ちなんてできない

それより、ドラえもんがいなかったら

ジャイアンやスネ夫の意地悪に耐え切れず、鬱になって死ぬんじゃないのか?

ドラえもんがいることによって

のび太が独り立ちできないのか?

それとも、そもそもいなくてもできていないのか?

その答えは、二種類の人生を生きてみないとわからない。

ドラえもんがあるときー!あっはっはっは

ないときー!ぶーーーー

そんな実験はできないけど

ドラえもんの道具を使えば分かる

ドラえもんなら何らかの道具で

ドラえもんがいない人生ののび太を作り、今ののび太と比較できるはずだ!

よし!やってみよう!

ドラえもん、お前の存在がない世界ののび太を見せてくれ!!

誰かに助けてもらうということは、誰かを手伝うということは、手伝ってもらった人間の自分で「もっとできるというパワー」を奪う事だと俺は知っているぜ。

じゃぁ、人助けや親切っていいことなのか??そうなのか??

だってその人の自分でもっとできるパワーを奪ってしまうんだよ!?

いいのか!?はたして。

わからないわからない、人助けはすべきか!?

老人に席を譲らない方がいい、だって立っている方が彼らの筋肉にとっては、体にとってはいいのだから、「あなたのことを思って」とういう理由さえあればいいんだろう??

じゃ、あなたのことを思って助けないってこともむしろ、優しさじゃないのか。あなたのことを思って助けず無視しました。これは正論なのかもしれない。ということは、ドラえもんはのび太を助けすぎている悪者なのかもしれない、まさか!ドラえもんはそういうことを伝えるテレビなのか!?そうか!助けてるから、毎回ダメダメなのび太になってしまっている。そういうことか!わかった!ドラえもんはドラえもんという自分でもっとできるパワーを奪う悪魔が周りにいたら気をつけろ!ってことを教えてくれてるんだな!そういうことか!深い!

そんなことを考えながら小学生の総理はテレビを見ていた。

晩御飯はカレーだ。ラッキー

映画はまだ流れ続けている

その次の日、総理は、バスで老人に席を譲る際に

「あの、席を譲りましょうか? ただ、もし譲ったらあなたに「私はバスで小学生に席を譲られるくらい弱い存在だ」と自分自身に言ってるようなものですよ。私はあなたのこと思って敢えて譲らないようにしようとしていますが、あなたが席を譲られることを望むなら代わりますよ。ただ、立っていた方があなたの体にはいいですよ、どうしますか?」と言った。

老人は、「大丈夫です。」と答えた。

映画はまだ流れ続けている

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